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10月16日(水) [Granada→Barcelona]

アルハンブラを見て満足したら、飛行機でバルセロナに移動です。

昨日のうちに電話で飛行機のチケットを取ったんですが、
こんな私のへっぽこ語学力でもチケットが取れたのは一重にイベリア航空のお姉さんの忍耐力のたまものです。子供に噛んで含めるように優しく優しく辛抱強く相手をしてくれました。
そしてその時に殴り書きしたお客様番号(?)の紙を解読してくれたカウンターのお姉さんもすごい!本人もよくわからないほど汚かった・・・・。

そして到着したバルセロナは、なんて暖かいの〜。
今回、寒かったら上着を買えばいいよね〜、なんて言いながら買い物する時間もなかなかとれず「寒い寒い」と言いながら南に下ってきてしまったので、結局機会を失ってしまった私たち。
いや〜、Madridは寒かったです。
それと比べると「リゾート地?」っていうくらい暖かく感じたバルセロナ。

そしてホテルに到着するなり爆睡してしまったのでした・・・。
かなり強行軍で観光しているので疲れてました。(苦笑)
今日はバルセロナに着いたら、どうせ半日だし「おみやげを買う日」にしよう、と言っていたのですっかり油断して寝ました。

2時間くらい寝て、のろのろ起き出してお買い物&ご飯にごー!

バルセロナは海沿いの街なのでとにかく、海産物だ!海老だ!イカだ!たこだ!
海の幸いっぱいのパエリャだ〜♪
それからカタルーニャ料理のサルスエラ(Zarzuela)!

この日入ったレストランは「7 PORTES(シエテ・ポルテス)」というお店。
こーこーがー、また美味しかったのよーう!
サルスエラが美味しかった〜♪パエリャも美味しかった〜♪幸せ〜。
パラウ広場(Plaza del Palau)のすぐ側です。

美味しいものを食べて幸せな気持ちで、明日のガウディの観光に備えて眠るのであった。

10月17日(木) [Barcelona]

さあ、今日はガウディだ〜!
そういえば、私がスペイン語学科を選んだ原因のひとつにガウディがあったような。でもだからって専門的に勉強したわけじゃないし、その後の仕事選びなどにも全く関係していないので、ほとんど直感的な要素にしかなってませんが・・・。(笑)

だって、やっぱり400年計画とかであんなでっかいものを作ろうとしちゃうような人、すごいよねぇ?絵も彫刻もすごいと思うけど、建築だよ?
それも、ガウディってデザインも奇抜だけど、それ以上にすごく実用的なところをしっかり考えて作っているんでしょう?
(建築の専門的なことはよくわからないけど。)

そう、今年はガウディ生誕150周年ということで、普段は入ることのできないカサ・バトリョに入ることが出来るのです〜!
Casa Batllo(カサ・バトリョ)

とりあえずここが一番先に終わってしまうので(14:30まで)最初に行くことにしました。
歩いて行けるしね。
・・・・と思ったら、大正解。
中を見て出てきたらすごい行列になっていたの。
うーん、早起きは三文の得だね♪

海がテーマのこの建物、外観が「童話やおとぎ話に出てくるみたい」って言われてるけど、中もとっても素敵でした。テーマに沿って青っぽいガラスやモザイクが使ってあって、建物からガラス越しに上を見ると海の中にいるみたいな不思議な光。こんなお家に住んでみたいなぁ。

次も歩いて行けます。Casa Pedrera(カサ・ペドレラ)。
切り出した石を積み上げてあるそうで、この名前(石切場)で呼ばれているそう。
日本では「Casa Mila(カサ・ミラ)」の名前の方が通っている気がするけど、地元ではカサ・ミラと言ってもわかってもらえないみたい。カサ・ペドレラの方が一般的のようです。
こちらは山がテーマ。中に入ることも出来ますが、今回は時間の都合もあって残念ながらパス。

見ているだけでも飽きないひたすら曲線が使われている建物です。
それにしても、直線よりも曲線の方が、お金も手間もかかるよね〜。

Casa Pedrera(カサ・ペドレラ)



そしていよいよサグラダ・ファミリアへ。
ちょっと街から離れているのでバスを使うことに。
「Barceliona Bus Turistic」という旅行者向けの1日バスチケットがあって(2日有効のチケットもあり)時間もないのでこれを利用することに。
これがなかなかよかったの〜♪
私達の疲れた足にはとてもありがたいバスでした。
2階建てのバスなんだけど、2回の屋根がないのでバスに乗ったまま市内観光が出来るのです。
あぁ、ありがたや、ありがたや。

で、肝心のサグラダ・ファミリアですが。
これ・・・・、本当に200年後に出来るの?(汗)
激しく工事中。

サグラダ・ファミリア

でもすごい。とにかくすごい。
多分「大きい」っていうことだけで、人間は「すごいー!」って思うようになってるんだと思う。
なんていうかそのくらい計り知れない大きさを感じました。

中は途中まで上れるようになっているので階段で上ったよ。
エレベータもあるんだけど、もったいないよね?がーーーっと上まで一気に行っちゃうの。
階段で上がると、途中で何カ所も外を見られる場所があるの。
これ、大きすぎて細かいところまでなかなか目がいかないんだけど、すっごく細かいところが丁寧に作ってあるので、せっかくだから階段を使ってそういう細かいところを見た方がいいんじゃないかなぁ。

そしてグエル公園もやっぱり不思議な公園でした。(笑)
地元の人たちが普通に遊んでいる公園なんだけど、ここにも生活に密着した工夫がたくさん織り込まれているんだよね。
未来の都市として環境に対する配慮が見られるということです。
例えば、排水とか。
車専用道路と歩行者専用道路に分けて考えてあったりとか。

でもデザインの奇抜さに目を奪われてしまって、そういうところに注目されないのが悲しいところだそうです。

一瞬のひらめきでひとつひとつ積み上げていく天才ガウディ。
うーん、すごい。

そしてその日の晩ご飯。(またご飯の話してるし。)
まさに最後の晩餐。
スペイン最後の夜は何を食べようか?
やはり昨日食べそびれたイカ墨ご飯でしょう!

ホテルの隣のレストランでメニューを見ていると店員さんが話しかけてきた。
「イカ墨ご飯が食べたい」ことを伝えると、「ごめんなさいね〜。うちにはないの。でも、この道沿いのレストランで出してくれるところがあると思うわ」という返事。にこやかで感じのいいお姉さん♪
ちょうどホテルの前を通りかかったので荷物を置きがてらフロントで聞いてみることにしました。

フロントのお兄さんに「イカ墨ご飯が食べたいんだけど、どこか美味しいレストランが近くにある?」と聞いたところ、お兄さんと話していた知り合いらしいお姉さんがそれならあそこがいいわ!近いし。と、窓の外を見ながらお店の場所を説明してくれる。
「ここのパエリャはとっても美味しいのよ!」と太鼓判を押してくれたので安心してお店に向かいました。

そして実際ご飯がめっちゃめちゃ美味しかった!
そしてお店の人もとーーっても感じがよかった。
イカ墨ご飯に入っていたエビを、私が手を使ってむいているのを見て、すぐにフィンガーボウルを持ってきてくれたし♪
ちなみにかずくんは器用にナイフとフォークを使っていたのでフィンガーボウルはなし。
私は野蛮人なので(笑)すぐに手を使ってしまうの〜ん。

最後の夜にここを選んで(勧めてもらって)よかった!
ちなみにランブラス通りから1本入った「Sant Ana」というレストランです。

やっぱりPOSTRE(デザート)までは行けない胃袋の小さな日本人。
こっちの人は満腹中枢が壊れているに違いない・・・・。
今日はCAFE SOLOでラスト。
張り裂けそうな胃袋を抱え、そしてホテルに着いて恒例の足マッサージをすると
やはり2日連続でお化粧も落とさずに寝てしまったのでありました。

今帰りのBAの中でこれを書いてます。
長かったような、あっと言う間だったような夏休み。
次に旅をする時はどういう状況になっているでしょうか?
どこに行くのかなぁ。

帰るのはイヤだけど、ちゃたに会えるのは楽しみ。
帰ったらちゃたを獣医さんに連れていって、私たちのご飯はともかくちゃたのご飯を作るためにお買い物にいかなくてはなりません。
そして、またしても実家から母が新幹線で東京駅までちゃたを連れてきてくれます。うーん、王様なちゃた。
やはり我が家はちゃたを中心に動いているのかもしれません。

私たちはちゃたに夏休みをもらって、
旅行に行かせてもらっているのかも・・・。(笑)

おまけ!公園でよく見かけた看板。


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