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10月15日(火) [Cordoba→Granada]

またしても長距離バスで移動中。
グラナダに向かっています。
なんだかいろいろハプニングがあったにも関わらず、予定していた9時のバスになんとか間に合いました。
まず、バス停が工事中で使えなくて探したし。
スーツケースを入れてあったコインロッカーが暗証番号を入れても開かなくて人を呼んだし。
そしてバスの時間になってもボカディーリョが来ないし。(笑)
それでもしっかり間に合うところが私たちの強運のなせる技でしょう。

相変わらず朝は遅い。8時過ぎでもこの暗さ。


3時間でグラナダに到着。12時ちょっと前くらいだったかな?
ちなみにお値段は9,99ユーロでした。
バスターミナルはかなり町のはずれにあるようです。ここから3番のバスに乗って町の中心まで移動。
グラナダには「日本語情報センター」という日本人旅行者にとってとても頼りになるところがあるのです。
(ちょっと見落としてしまいそうに看板が小さいけど。)
そこでは在スペイン歴22年、なんでも聞いて!の正樹さんという男性と、
ラッシーというとても美人で人懐こい猫ちゃんが迎えてくれます。

私たちは明日のバルセロナの宿はとってあるので、明日にはバルセロナに行かなくてはなりません。
グラナダから、その日の夜行列車に乗って移動するか、それとも明日飛行機で移動するか。
移動方法を迷っていて相談してみようということになったのでした。

夜行の電車はとても人気があるからまずチケットがあるかどうかがわからないし、22:00すぎにグラナダを出るから、グラナダを見ている時間があまりない。
夜行バスという手もあるけれど、それだと移動時間がかなり長くなるから
バルセロナに到着するのが明日の夕方になってしまって時間がもったいない。
アルハンブラはもちろん見たいし、カテドラルも王立礼拝所も見たい。
やはりその日はグラナダに泊まることにしました。


正樹さんに紹介してもらった「Los Tilos」というホテルは
カテドラルの近くで広いし清潔だし、
その割に安いしで言うことなしでした。
(ダブルの部屋で1泊52ユーロ)
日本語情報センターは、ホテルの紹介はもちろん、フラメンコのチケットを手配してくれたり荷物預かりサービスがあったり。
正樹さんご本人もとてもユニークな方なので行ってみると
旅の楽しさ倍増かも!(笑)



ホテルの窓からはカテドラルがすぐ側に見えます。
(右の写真はホテルの窓から見たカテドラルと王立礼拝堂。)
街の中心なので観光にも便利。

さて、夜は昨日に続いてフラメンコを見ることにして、
とりあえずアルハンブラに向かうことに。
10年前とは町の様子もずいぶん変わったような感じ。
まぁ、10年一昔と言うし当然ですね。

アルハンブラバスという便利なものがあってゴメレス坂の下からアルハンブラの切符売り場までバスで上ることができるんですね〜。この坂がなかなか厳しい坂なのでかなり楽になると思います。
っていうか、あの坂登るだけでアルハンブラを見て回る体力を半分は奪われると思う。(笑)

確か10年前は切符売り場は下にあったと思うんだけど・・・。(裁きの門の方)
今はGeneralife(ヘネラリフェ)の方、つまり上の方に移動したようです
でも帰りのことを考えると確かにこの方が効率的だよね。

さて、並ぶこと10分くらい。
なんと今日の切符は売り切れたというアナウンスが聞こえたのでした。
前に並んでいる人はおよそ2,30人といったところ。
大ショックー。


仕方ないのでそのままアルハンブラバスでアルバイシンを見ることに。
このバスは30番、31番、32案という3つのルートを通っているんですね。

30番がゴメレス坂の下からアルハンブラを往復。
31番はアルバイシンを時計回りにぐるぐる。
32番はそのどちらも通るというもの。
32番のバスに乗って、
世界一美しいアルハンブラとグラナダの町が見えるというサン・ニコラス展望台へ。

サン・ニコラスのバス停。
アルバイシンはグラナダで一番古い地区。


中に入れなかった悲しさを胸に抱え(笑)、とりあえず外からのアルハンブラを楽しみました。
この展望台からの景色は絶品!

サン・ニコラス教会の裏手にはレストランやお店があるので遅い昼食をとることに。
食事をしているとギターを持ったお兄さんが流しにやってきました。
あまりにもみんな聴かなくて(苦笑)ちょっと可愛そうになってしまったくらいでした。
お兄さんがじゃかじゃか演奏している隣りでは道路工事の真っ最中で、ショベルカーがやかましいし
かずくんが「静かに食事が出来ない店だ!」とご立腹でした。



流しのお兄さんの3倍は人気のあった
地元のわんこ。(苦笑)
私もお兄さんの弾き語り姿の写真はなくとも
このわんこの写真は撮ってあるあたり・・・。

けっこういろいろな場所で大道芸を見たけど
大変だよね・・・・・。お客さん掴むまでは。

ま、がんばってよ。・・・というまなざし。


そして町中のカテドラルと王立礼拝堂を見に行くことに。

うーーん、でかい・・・・・。
柱1本で我が家の1部屋分くらいあるんじゃない?
なんて言いながら見ている私たちはやはりクリスチャンじゃないのねん。(笑)


中にあった立派なパイプオルガン
(それも2台!)に
ただただため息なのでした・・・。

王立礼拝堂はカメラ禁止なので
写真はないんですが、
イサベルとフェルナンドのカトリック両王が
眠りについている場所です。
実際に棺を目にすることが出来ます。

なんて立派なパイプオルガン・・・。

そして夜はまたしてもフラメンコ。
昨日コルドバで見たフラメンコとはまた違った感じでした。
郊外にある地元の人にも評判のタブラオだそうです。
「Sala Alhambra」。
ただ、噂には聞いていたけど、始まる時間が30分は遅かった。
私たちの時はまだ30分くらいで始まったんだけど(お店の人も申し訳なさそうにサービスでパンとハムを出してくれたけどご飯食べた後でお腹いっぱいだし)コルドバで一緒になった女の子が行ったときには1時間たっても始まらなくて結局見ずに帰ったそうな・・・・。


次の日、朝いちで行ってようやく入れたアルハンブラ!
グラナダに行ってアルハンブラを見ずに帰るなんて出来ないわ〜!(感涙)

10年前にグラナダに滞在していた時は私はへっぽこ学生だったので学校が終わると宿題とビールを持って(笑)アルハンブラに毎日寄ってました。
お金払わなくてもいいところで街を見下ろしてビールを飲みながら宿題やってたなぁ。(しみじみ・・・・。)

そして今改めて見てみるとやっぱりいいですねぇ。
今回は「アルハンブラ物語」もちょっとだけ読んできたので(全部は読めなかった・・・)また見るところも違ったりして。
やはり読んでから行った方が楽しめると思います。

池に綺麗に映し出されるコマレス宮

入り口でチケットを買うと「何時から何時の間に王宮に入ってくださいね〜。」と指示されます。指定の時間に王宮に入らなくてはならないようになっているので時間に余裕のない方は早い時間に行くことをおすすめします。

それで時間に都合をつけながらアルカサバとヘネラリフェを見るといいですね!なんてったって広いから歩くだけでも大変だし。
ゴルフは知らずに歩くから運動になるよな〜、なんて思ったけど、観光の方がずっと運動になるねー。
アルハンブラと言えばこのライオンの噴水!

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